商品紹介
凜音印金(りんねいんきん)は声明や舞楽に使用される音律(音階)を一音ごとに調律した印金です。専門の職人が一つひとつ丁寧に鋳造・削り・研磨した印金は、美しく清らかな音色と心に染みる余韻が特徴です。また、一般的な印金の仕上げは地金を研磨仕上げしたものが多いですが、凜音印金は地金を研磨した上から、金属結晶加工をすることで、幽玄な味わい深い景色を施しました。こちらでは十二律(じゅうにりつ)と呼ばれる音の中から、「声明五音」と呼ばれる基本の5音、壱越(いちこつ)、平調(ひょうじょう)、双調(そうじょう)、黄鐘(おうしき)、神仙(しんせん)の中からお好みの音をお選びいただけます。
美しく調律された印金
楽器と同様に印金も大きさにより音の高さが決まっていますが、同じ素材と大きさで12種類の異なった音律を奏でることは技術的に大変難しく、時間とコストから特別な注文の時以外には製作されることはありませんでした。凜音印金は長く鳴り物に携わり、経験と技術を持つ株式会社山口久乗ならではの製品です。
十二律について
十二律とは、中国、朝鮮、日本の標準的な12種類の音のことを指します。ちなみに「律」とは音の高さを定めた竹管のことで、長さの異なる竹を用いて12種類の音を定め、紀元前の中国周時代には十二律として確立されたようです。ただ日本と中国では基本音が異なり、日本では壱越(いちこつ)、中国は黄鐘(おうしき)が基本音とされています。
仏教の声楽でもある声明では基本音を「宮音」と呼び、宮(きゅう)、商(しょう)、角(かく)、微(ち)、羽(う)が代表的な声明の五音とされています。宮は壱越、商は平調(ひょうじょう)、角は双調(そうじょう)、微は黄鐘(おうしき)、羽は神仙(しんせん)といい、さらにそれぞれを洋楽音階に当てはめると、壱越「レ=D」、平調「ミ=E」、双調「ソ=G」、黄鐘「ラ=#b」、神仙「ド=C」に相当するとされています。
"Inkin" small bell for chanting of Buddhist rituals
An “inkin” is a small bell used in Buddhist rituals for chanting, designed for portability with a cushion and handle attached.
This product is individually tuned to the musical scales used in Buddhist chanting and court music.
These scales refer to the standard twelve pitches used in China, Korea, and Japan, employed in Buddhist vocal music known as “shomyo.”
Like musical instruments, the pitch of an inkkin is determined by its size. However, producing 12 distinct pitches from the same material and size is technically very challenging, requiring exceptional skill and experience in crafting.
You may select the pitch from the following:
Re = D
Mi = E
So= G
La = Bb
Do = C