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抹香
お焼香や香炉に使用する抹香を集めました。
抹香(まっこう)とは
「抹香(まっこう)」とは香木などの香料を細かく粉末状に加工したお香です。法華経の中で説かれている「華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・繒蓋・幢幡・衣服・伎楽」からなる、仏を供養するための十種供養(じゅっしゅくよう)の一つで、古代インドで空間を清めるために粉末状の香料を撒いていた風習が、仏教に受け継がれたと云われています。
抹香の原料
古くは白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう・ぢんこう)などの高価な香木の粉末が材料として用いられていたようですが、現在では、魔除けの効果があるとされる樒(しきみ)の葉を乾燥させ粉末状にしたものに、香木や漢薬などの香料を調合したものや、クスノキ科の常緑樹である「イヌグス(タブノキ)」の葉を乾燥させた「タブ粉」なども抹香として使用されています。
抹香の使用方法
お焼香や香木などの火種として、また常香盤などの香炉の灰の上に抹香を帯状に置いて長い時間焚くほか、燃焼時間が一定である性質を利用して、燃焼時間で時間を測る「香時計(こうどけい)」としても使用されています。
抹香とお焼香、お線香の違い
抹香は粉末状のお香で、本来、お焼香とは抹香を焚くことを指していました。しかし、お焼香という行為自体が広く浸透したことで、粉末状のお香=お焼香という呼び名が定着したと云われています。
また、お線香は1600年頃から江戸時代初期に中国より渡来したといわれ、お香の歴史の中では比較的新しいものです。これも形状が異なるだけで「香を供する」という意味においては抹香やお焼香と同じものです。
マッコウクジラと抹香の関係
マッコウクジラの名前は「抹香」が由来と云われています。マッコウクジラの体内(腸)で形成された結石は龍涎香(りゅうぜんこう=アンバーグリス)と呼ばれ、熟成すると深い甘みのある香りに変化します。その香りが抹香を想起させたことからこの名称が定着したと云われています。
ご宗派ごとのお焼香の方法と回数について
こちらではご宗派によりお焼香の回数やお焼香の作法の違いをまとめました。基本的な作法は次の通りですが地域や寺院により多少違っている場合がございます。詳しい作法について聞きたい場合は、お近くのご住職にお伺いすることをお勧めいたします。
天台宗のお焼香
天台宗は3回お焼香します。合掌礼拝後に右手の親指・人差し指・中指の3本で香をつまみ、左手を添え額におしいただき薫じます。同じ動作を3回繰り返しますが、1回とされる事もあります。
真言宗のお焼香
真言宗のお焼香は原則3回します。3回とも合掌礼拝後に右手の親指・人差し指・中指の3本で香をつまみ、左手を添え額におしいただき薫じます。2回目と3回目はそのまま薫じます。
浄土宗のお焼香
浄土宗では回数に決まりはありませんが、1回または3回にわけてお焼香します。合掌礼拝後に右手の親指・人差し指・中指の3本で香をつまみ、左手を添え額におしいただき薫じます。
浄土真宗本願寺派(西本願寺)のお焼香
西本願寺のお焼香は1回です。浄土真宗では香をおしいただくことはしません。これは浄土真宗では、人は亡くなると阿弥陀如来のもとに行くと言う教えがあり故人への焼香ではないとされているためです。浄土真宗の焼香はお参りする人や周囲の浄化のために行うと言われています。
真宗大谷派(東本願寺)のお焼香
東本願寺のお焼香は2回です。西本願寺と同じく香をおしいただくことはしません。
臨済宗のお焼香
臨済宗のお焼香は1回とされ、香をおしいただくことはされません。丁寧に焼香されるときは、主香(しゅこう)、添え香(そえこう)の2回されることもあります。回数や香をおしいただくなどの細かな決まりはないそうです。
曹洞宗のお焼香
曹洞宗は2回焼香します。1度目は主香(しゅこう)といい故人の供養を祈って香を薫じます。1回目は合掌礼拝後、右手の指3本で香をつまみ左手をそえ、額の前に捧げおしいただき薫じます。2回目は従香(じゅうこう)と呼ばれ、香をおしいただかず、主香が消えないように香を薫じてください。人数が多いときは1度でも構いません。
日蓮宗のお焼香
日蓮宗では僧侶は3回、一般参拝者は1回とされています。作法は合掌礼拝後、右手の指3本で香をつまみ左手をそえ、額の前に捧げ押しいただき薫じます。
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