納骨壇
こちらでは設置工事の必要のない軽量なアルミニウム製の納骨壇を中心にご紹介しています。それぞれの製品は完成品なので、そのまま設置することができます。また、各ユニットを組み合わせることにより、様々な大きさの既存の空間に対応することができます。
いま、納骨壇がお勧めできる7つの理由
1. 今ある場所に合わせてアレンジ
納骨壇は省スペースで設置が簡単・軽量だから建物への負担がなく、新たに建物を建立しなくても本堂や会館などに置くだけで収骨できます。
2. 広い土地がなくても大丈夫
納骨壇は墓地のための土地がなくても既存の建物に設置するだけで運営を始められ、面積当たりの収納数も多いため、コストを抑えたいご寺院様にもお勧めです。
3. ご寺院だけのオリジナルデザイン
ご寺院様のご希望に合わせて、納骨壇の色やデザインを変更できます。モダンで明るいデザインから、京都の絵師が描く本格的な仏画までお望みの空間を演出します。
4. 導入から維持・管理まで経済的
納骨壇の管理費は年間契約が多いため安定した運営が望めます。また、導入コストが安く初期投資が少なくて済むのが特徴です。
5. 長持ちするから維持・管理がしやすい
当社がお勧めするアルミニウム製納骨壇は、スチール製に比べて軽量なうえに、錆などの経年劣化が起こりにくく、表面には塗膜コーティングも施されているので、日々のお手入れにも手間がかからず普及が進んでいます。将来の維持管理に必要になるコスト面でもお勧めです。
6. ご希望に合わせて調整できる収納力
1家あたりの収納量をお望みの形でご提供します。各家用のロッカータイプから大容量の引戸タイプまで様々なご要望にお応えします。
7. 家族が集う
天候に左右されず、お墓の維持や管理に手間がかからない納骨壇は、お参りするご家族にとって気軽に集まりやすいため、供養への意識も高くなると云われています。
今すぐ設置できる!省スペース納骨壇納入例
本堂後堂を改築
本堂や後堂を改築後、多段型の納骨壇を設置しました。上段は各家用として使用し、下段の引き戸式の収納には無縁仏など集合墓としてご使用することも可能です。

後堂の高さを生かした納骨壇
本堂後堂に納骨壇を設置しました。1家あたりの寸法は縦横25cmと小型ですが、中に棚板を入れることで2段式としてご使用いただけます。

壁面に納骨棚を設置
壁面にお内仏と納骨棚を設置しました。御厨子も一体となっている華やかなデザインで、蓮柄の専用容器が扉の代わりになっています。

引戸式納骨壇
納骨壇の正面が大きな引戸になっているタイプです。扉が少なくなることでコストを下げつつ、襖絵のように蓮水画をアレンジすることで、美しく落ち着いた堂内の雰囲気を演出します。

納骨壇の納入例
-
愛知県 名古屋別院様 慈光堂
2025年(令和7年)
-
広く開放的な納骨堂内部を演出するため、納骨壇の全面に屏風絵のような桜と紅葉を描きました。その際、納骨壇の鍵がデザインに影響しないよう内部に衝立を設けて、その衝立に鍵を取り付けるなどの工夫を施しています。建物内部は間接照明で落ち着いた厳かな空間を演出しています。
-
東京都 築地本願寺様 納骨壇
2005年(平成17年)
-
当時は自動搬送式納骨壇が注目を集めていましたが、納骨堂内に安全に最大限のご収骨をする目的で、小型で多段式の納骨壇として設計しました。また、納骨壇全面に彩色画を施し、納骨堂内を彩り豊かな空間にデザインしました。それまでの納骨壇の印象を大きく変えた施工例となりました。
-
東京都 築地本願寺 和田堀分院様 納骨壇
2014年(平成26年)
-
都内でも広大な墓地を有する御寺院で、お檀家のご要望もあり屋内墓所を新たにご計画されました。ご収骨数をご選択頂けるように、御厨子の中に御宮殿、須弥壇や仏具を配置した大型の特別壇をはじめ、中小様々なタイプの納骨壇を設置。大型納骨壇としては都内でも屈指の施工例となりました。
-
北海道 大安寺様 納骨壇
-
近年、お寺で計画されることも増えつつある、「合同壇」「合葬型」タイプの納骨壇として設計いたしました。内部は数段の棚で個別の仕切りを設けず、多くの方の骨箱をひとつの壇の中に納骨する形式をベースに考えられました。扉を格子状に和風かつ豪華な見た目、扉板は金色で唐草模様を印刷したクリアのアクリル板を採用し、扉を閉めた状態でも御骨箱がみえる状態でお参りできるように考えられています。
納骨壇の歴史
実はお墓よりも歴史が長い納骨堂の歴史
納骨堂が誕生したのは、今からおよそ1300年前の奈良時代と云われています。当時一般の庶民は、それ以前から風葬や土葬が一般的で、街外れの山野や河原に設けられた葬所にそのまま置かれるか、埋葬されることが多く、お墓を持つことは出来なかったと云われています。
しかし、貴族や豪族など土地の有力者は、死後火葬した後、「霊廟」と呼ばれる安置所に遺骨を納めることができました。これが今で云うところの「納骨堂」の始まりだと云われています。
江戸時代に入り幕府によって檀家制度が敷かれると、庶民でも自分や家族のためのお墓を持つことができるようになりました。「死後はお墓に入る」という考え方が一般的になったのはこの頃からと考えても良いでしょう。
ところが大正時代に関東大震災が起こると、大勢の身元不明者の遺骨を納めなければならなくなったため、死亡者の霊を祀る震災記念堂が建立されました。これが今の納骨堂のはじまりとされています。
その後、昭和になると永代供養を執り行う寺院が登場し、平成になる頃には都市部を中心に、お墓に代わる選択肢として納骨堂が大きく普及しました。そして現在、家族構成の変化やそれに伴う需要の変化により、従来のお墓に加えて、納骨堂や合同墓、樹木葬など消費者の選択できる弔いの方法は様々になりました。
いま何故納骨堂なのか
こうした時代において、特に注目されているのが従来の弔いの様式を大きく変えることなく、既存の寺院でも対応しやすい納骨堂や合同墓です。
中でも墓地が無かったり、土地や建物に制限があるようなご寺院様でも、空いているスペースに安価で簡単に設置できる納骨壇は、現在まで数多くのご寺院様に導入頂いています。
また、高齢化が進む中で、費用や後継者など消費者の多様なニーズにも応えることのできる納骨壇は、これからの持続的な寺院運営を考える上で重要な選択肢の一つです。
まずは会員登録!7大特典
- 入会費・年会費永久0円
- 会員登録でもれなく全員に300円分ポイントプレゼント
- 注文履歴から簡単再注文
- お気に入り機能
- レビュー投稿でポイントプレゼント
- メルマガでお得なクーポン情報をGET
- 充実のアフターサポート
ご宗派別に探す
-
浄土真宗
-
浄土宗
-
天台宗
-
真言宗
-
臨済宗
-
曹洞宗
-
日蓮宗
寺院用仏具から探す
サービスから探す
お寺の日用品・備品
-
お寺の備品
-
お寺の日用品
-
お着物・お手回り品
-
催し・季節のお品物

寺院営業部からのご挨拶
若林佛具製作所オンラインショップへ、ようこそお越しくださいました。
弊社は天保元年(1830年)京都にて創業以来、仏具一筋に歩み、信用を育んで参りました。
寺院営業部は全国へ出張営業をいたしております。宗派を問わず、仏像や仏具の新調、修復をはじめ内装工事、文化財修理、納骨壇等あらゆる施工経験・事例がございますので、
お気軽にお問い合わせください。
これからもさらに寺院様向きの商品を充実させ、皆様のお役に立てるよう努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。