箱
経箱、御消息箱、御俗姓箱、御伝鈔箱、御文章箱、御文箱、三部経箱、据香炉箱、説相箱、表白箱(ひょうびゃくばこ)、法名記箱及び卓、和讃箱、和讃の覆、かぶせ箱を掲載しています。
用途の違い
浄土真宗で使用する箱には、仏の教えを記した経巻、親鸞聖人の記された和讃、蓮如上人の記された御文章〔御文〕、寺族・門徒の過去帳など、それぞれの典籍を収納するために用います。
礼盤向卓の上に備えられるのは経箱・説相箱・据香炉箱等、内陣に向かって左余間壇上には御文章箱〔御文箱〕が設置されます。真宗大谷派の御文箱には、御文五帖をすべて入れておく平常用と、法要時に拝読する1帖だけを入れた一帖入、さらに5帖それぞれを収納できるように引出が付いた引出五帖入があります。
典籍以外を収納する箱としては据箱(すえばこ)が挙げられ、据箱は居箱とも書き、説相箱(せっそうばこ)とも言います。もともと据箱には表白や次第を、香炉箱には如意(にょい)や柄香炉・香などを入れ、用途によって呼称が区別されていましたが、形状が同じため、現在では一括りに据香炉箱と呼ばれるようになりました。
仕様の違い
弊社の箱類は、箱と蓋の内側に金箔が押してあるかどうかと、蓋に描く定紋の蒔絵技法の違いによって等級が分かれます。
最上と極上には箱と蓋の内側に金箔を押していますが、特製では漆塗の仕上げになります。
最上の蒔絵技法は「高蒔絵」と言い、漆に地の粉(じのこ)などを混ぜ肉厚になるように塗り重ねて定紋の形を盛り上げ、更にその上に金粉を蒔いて立体的に表現します。最後に蒔いた金粉の表面をスリ漆でコーティングします。極上は「平蒔絵」という技法で、筆に漆を吸い込ませて定紋を描き、金粉を蒔いた後にスリ漆でコーティングします。技法の名前が示す通り、平面的な仕上がりになります。特製は極上と同様の「平蒔絵」技法を用いますが、sスリ漆でのコーティングを施さないため、蒔絵の耐久年数が極上に比べ短くなります。
別製最上〔卯兵衛印・別誂〕には、夜光貝や蝶貝および鮑貝などの貝殻を薄くスライスし、そのスライスした剥片を漆面に張り付けて装飾する「螺鈿(らでん)」を施した箱類、蒔絵の最高技法と言われる肉合研出蒔絵(ししあいとぎだしまきえ)を思う存分施した箱類など、ご要望に応じて世界に一品のオリジナル商品をハンドメイドで製作できます。お気軽にお問い合わせください。
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弊社は天保元年(1830年)京都にて創業以来、仏具一筋に歩み、信用を育んで参りました。
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