僧侶履物
僧侶が足に履いて使用する仏具を掲載しています。
浅沓(あさぐつ)、藺草履(いぞうり)、スリッパ、草鞋〔挿鞋〕(そうかい)が含まれています。
浅沓について
浅沓は古来から使用されている履物で、貴族が衣冠束帯(いかんそくたい)の際に履いていました。貴族が騎馬の時に使用する「深沓(ふかぐつ)」に対して「浅沓」と呼ばれ、木製で作り、外部を黒く塗り、内部を布張りで仕上げます。やがて僧侶の履物として僧具のひとつに取り入れられ、庭儀(ていぎ)など屋外の履物として使用しますが、仏堂内では使用しません。
浄土真宗の草鞋〔挿鞋〕
「草鞋」と「挿鞋」は本来別々の履物で、「草鞋」はわらで作ったわらじに近い履物を指し、「挿鞋」は宮中の殿上で履く錦張りのつっかけ状の履物を指しましたが、現在では混同して使用されています。「草鞋」は現代でいうところの藺草履(いぞうり)、「挿鞋」が現代でいうところの挿鞋に当たり、挿鞋の方が高い格式を持ちます。
浄土真宗では、本願寺派が草鞋の表記を使用し、大谷派は挿鞋の表記を使用します。いずれも木製で、内部には紙や布を張り、外部には金襴(きんらん)や緞子(どんす)を張って装飾しますが、金襴張りは主に本願寺派で使用し、大谷派では門首用の赤色金欄、鍵役用のピンク色緞子、一般寺院用の青磁色緞子をそれぞれ使い分けています。浄土真宗では主に本堂内の床板箇所を歩くときに使用し、浄土真宗以外の仏教諸宗派では土間敷きの堂内を歩く場合にも使用します。
浄土真宗の藺草履
藺草(いぐさ)から作られる藺草履は、単に「草履(ぞうり)」と呼ばれることもあり、草鞋から変化した僧具です。前坪が1本のものと2本のものがあり、1本は一般的な足袋を履いた時に、2本は襪子(べっす)足袋を履いた時に用います。襪子は「襪(したうず・しとうず)」という動物革を袋状に縫い合わせたものを起源に持ち、親指と他の指を分ける股がなく、木綿で作られることが多いようです。足袋は股が分かれ、小鉤(こはぜ)という留め具がかかとに付いている点で、襪子と異なります。
この他に、雪駄(せった)やスリッパ など僧侶用履物も多数ご用意しております。
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