沙羅台・雲輪・杢柾用畳
それぞれ鳴り物の下に敷き、鳴り物を叩いた時に揺れたり位置がずれることを防ぐために使用します。どの台も鳴り物を打ちやすく、一番く良い音を奏でるように作られています。
沙羅台について
沙羅台(さはりだい)は沙羅(さはり)と呼ばれる鳴り物に使われ、浄土真宗本願寺派(西本願寺)で使用します。沙羅は佐波理(さはり)と呼ばれる銅と錫の合金を溶かし型に流し込み製作します。外観はおりんに似ていますが、厚みが紙のように薄く仕上げてあります。また、真宗大谷派ではこれと同じものを「砂張」と書いて「さはり」と呼びます。沙羅の台は円錐台形で、沙羅と台の間に金襴輪(きんらんわ)と呼ばれる輪を敷き沙羅を安定させます。台の表面には金襴生地が張られ、華やかに飾られています。こちらでは各サイズの沙羅台をご用意しております。
雲輪について
雲輪(くもわ)は、真宗大谷派(東本願寺)で使用する平鏧(ひらきん)に使用します。平鏧と台の間に安置して、布団の役目をします。形状は円錐台形で、全体に雲模様が彫刻され、表面に金箔押しされています。平鏧は鏧子の高さを低くして黒色に着色した鳴り物ですが、その薄い形状のため、雲輪を高くして叩きやすくしあります。こちらでは各サイズの雲輪をご用意しております。
杢柾用畳について
杢柾用畳は、日蓮宗で使用する杢柾(もくしょう)や鉦吾(しょうご)の下に敷く畳です。畳はショックを吸収し、杢柾と鉦吾の動きを抑えるために使用されています。形は六角形で杢柾と鉦吾は同じ畳を使用します。こちらでは各サイズの杢柾用畳をご用意しております。

寺院営業部からのご挨拶
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