お墓参り用品
お墓参りの際に便利なお線香と蝋燭がセットになったお墓参りセットから、お線香立てに香炉、風に強いカバーのついたろうそく立て、各種お花立てと手桶、ひしゃくなどをご用意いたしました。また墓石の拭き掃除するときに必要なクロスなども掲載しております。ライターは出荷時の事故防止のため取り扱いしていません。
お墓参りについて
世の中の仕組みや家族構成が変わり、お墓参りも昔と今とでは事情が違ってまいりました。例えばお墓参りは一人で行くと良くないと言われることがあります。昔の墓地は集落から離れた場所にあり、街灯もなく暗くなると危ないので安全を考えて、そのように言われていたようです。また、墓参は午前中にしたほうが良いというのも、明るい時間に参拝した方がより安全にお参りでき、お墓を間違えないといった配慮から来ているようです。しかし、近年になって整備された墓地は通路も広く、街灯や案内板も整備され安心して参拝いただけるようになりました。そのため、時間がゆっくり取れると理由で午後に参拝される方が増えているそうです。他にも正月の墓参は、「ハレの日の墓参は縁起が良くない」と考えられていましたが、最近はあまり気にされずにお参りされる方も多いようです。
このように、今までのお墓参りは故人の命日や春秋のお彼岸とお盆に行くのが当たり前だというように考えられてきましたが、お墓参りの時期にこれといった決まりはありません。故人を懐かしみ思いをはせる時間は、お参りされる方だけの特別で大切な時間です。お墓参りは故人に会いたくなったタイミング行くのがいいでしょう。
お墓参りのお供物
お墓参りの際には故人の好きだった食べ物や飲み物、お花などの他に、お線香、蝋燭(と火をつけるときに使うライター)、お念珠(数珠)などを持参しましょう。お花は基本的にはお好きな花をご持参ください。一般的に菊を用意される方が多いですが、理由の一つは仏花(ぶっか)としてお仏壇に供えている安心感と菊は長持ちするからだそうです。また、棘のあるものや毒のあるもの、地方によっては椿のように花がまるごと落ちる花を嫌われるところもありますので、心配な方は事前にお墓のあるお寺にご相談されると良いでしょう。
故人にお供えする食べ物や飲み物のことは飲食(おんじき)と呼びます。飲食は半紙や容器に入れてお供えされると良いでしょう。また飲食は墓参後には持ち帰るようにしましょう。故人が好きだったお酒や清涼飲料水を墓石に掛ける方がおられますが、墓石の変色やカビの原因になるのでやめましょう。
お墓の掃除について
お墓参りは掃除から始まります。お墓の周囲には雑草が生えていることが多いですが、除草されるときは除草機や草刈り機を使用すると墓石に傷を付けることがあるので十分に注意をしてください。また、墓石は長い間放置すると水垢や埃、苔、鳥の糞などで汚れが蓄積していきます。こうした汚れは雨や湿気で墓石に付着し、墓石に浸透し固着化していきます。こうした汚れは定期的に雑巾やスポンジなどで水洗いをしてあげることで綺麗に保つことができますが、お墓を長期間お手入れできずに汚れが固着してしまった場合には【お墓磨きセット】などのクリーナーをご使用いただくとよいでしょう。

寺院営業部からのご挨拶
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弊社は天保元年(1830年)京都にて創業以来、仏具一筋に歩み、信用を育んで参りました。
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