焼香用香炉
お焼香用香炉をまとめております。ご本堂でご家庭のご法要で重宝されることと思います。焼香を廻されるときはどうしてもお盆が傾き、香炉が動くことがあります。傾いても香炉が滑りにくいセットをご用意しています。また取っ手が付いて持ち運びが簡単な香炉、炭火の要らない電熱式など色々と揃えています。 また屋外に持ち出せるコンパクトタイプもご用意いたしました。
香炉について
香炉はお香を焚くための器で、古代インドでは民衆のにおい消しのためお香が焚かれ香炉は民具の一つでした。その後お香ととも中国に伝わり、紀元前3世紀頃に青銅製の香炉が使用されるようになりました。仏教の伝来とともに日本にもお香と香炉が伝わり、鎌倉時代には貴族武家の中で香木を鑑賞する「聞香(もんこう)」が確立し、室町期の茶道の広がりとともに少しずつ民衆にも使用されるようになりました。 キリスト教もお香は焚かれます。正教会やカトリック教会では「振り香炉」と言う香炉を礼拝に使用されます。
香炉の火だねについて
香炉の火だねとして香炭(こうたん)と言う炭が使用されます。炭に火を移し、灰に沈めお焼香をされます。炭はある程度の時間が過ぎると消えお焼香が出来なくなります。最近では電熱器をセットした香炉もあり、長時間のご法要でも安定してお焼香をしていただけます。
廻し焼香
ご法要ではお焼香に席を立たず香炉を廻して焼香をする廻し焼香があります。ご年配の方や足腰にご不安のある方、また参拝の人数が多い時にされるます。廻し焼香は香炉をお盆に載せて次席に廻しますが、より手軽に焼香できるようにキャスター付の香炉台を利用されています。
焼香用香炉ご購入に関するよくある質問
- Qお焼香の意味を教えてください。
- A焼香は元々は古代インドの風習でした。高温のインドでは民衆の体臭が強く、豊富にある香木を焚いて臭い消しとしていたそうです。インドから中国、日本に伝わる中で、お焼香は臭い消しから身体と心の穢れを落とすために使われるようになりました。ご法事や通夜葬儀でのお焼香は、清浄な身体と心で仏様とご縁を結ぶ大切な作法です。
- Q宗派によって焼香の回数は違いますか?
- A焼香の回数は宗派により違います。焼香の回数は、天台宗、真言宗は3回。浄土真宗(東本願寺)、曹洞宗は2回。浄土真宗(西本願寺)、臨済宗は1回です。浄土宗と日蓮宗は回数に決まりはありません。またお焼香を「おしいただく」と言う作法があります。香をつまんで額の前に押し当てる作法ですが、浄土真宗、臨済宗では香をおしいただきません。ご法事や通夜葬儀に参列され故人の宗派が判らないときは、ご自身の宗派の回数で焼香されても構いません。回数を気にされるより、心穏やかに故人の冥福を祈ってあげてください。
- Q香炉に宗派の紋や家紋をいれることはできますか?
- Aはい、承っております。ご希望をお電話かお問い合わせフォームよりご連絡ください。専門のスタッフがご対応いたします。
- Q使い勝手の良い香炉はありますか?
- A香炉と香合を一つにセットされたものが便利です。お盆に載せた香炉が斜めになっても動きにくいものや、持ち運びが便利な手提げ金具がついたものもございます。また蓋が閉じて袋に収納できる香炉は、途中で灰がこぼれることがなく墓参に大変重宝されています。
- Q香炉の形や色に宗派はありますか?
- Aご香炉に形や色に宗派の規定はありません。お好みの色の香炉をご使用ください。
- Q三本足の香炉は、1本足と2本足のどちらが正面ですか?
- A三本足の香炉は、前から見て1本足に見えるように置いてください。こちらが正面になります。
- Q廻し焼香とはどのようなものですか?
- Aはい、承っております。香炉の寸法、写真とご修理内容をお電話かお問い合わせフォームよりご連絡ください。専門のスタッフがご対応いたします。
- Q香炉のオーダーメイドは可能ですか?
- Aはい、承っております。寸法、形状やご希望の仕様をお電話かお問い合わせフォームよりご連絡ください。専門のスタッフがご対応いたします。
- Q分割でのお支払いはできますか?
- Aはい。クレジットカードでのお支払いをご選択いただいた場合に限り、分割でのお支払いを受け付けております。
- Q香炉を通販で購入した場合、送料はかかりますか?
- A当店では3,980円以上ご注文いただいた場合には送料をいただいておりません。ただし、一部の離島、沖縄は対象外です。

寺院営業部からのご挨拶
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弊社は天保元年(1830年)京都にて創業以来、仏具一筋に歩み、信用を育んで参りました。
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